人類にとって最も作ってはいけない兵器です。人類が作り、人の手によって発射される無差別大量破壊兵器。
現在では各国間の戦争に勝利するための最終兵器というより、地球という惑星をも破壊してしまう兵器です。
核兵器がどんな兵器なのか、どのぐらいの威力があるのかなどは昨今のネット世界では検索すれば簡単に情報を取ることが出来ます。
ですので核爆弾に関しては今サイトでは割愛させていただきます。
核爆弾の他の側面を考察
意外と知られていないのは、核爆弾が地表に「着弾」すると思っている方が多いかと思います。
実際に広島では上空約600mで爆発、長崎では上空約500mで爆発しました。
つまり「着弾」ではなく上空にて爆発させたのです。
現代では核爆弾の威力は当時に比べて数千倍とも言われており、日本に投下された以外は未だにどこの国へも核攻撃はされておりません。
また、当時は航空機により投下されましたが、昨今では大陸間弾道ミサイルやどこから打ってくるか分からない潜水艦からの発射や撃ち落とせないように変則的に飛んでくるものや、本当かどうかはわからないが2022年には北朝鮮が極超音速ミサイル(マッハ10音速の10倍)の発射実験を成功させています。
極超音速ミサイルは探知や迎撃が難しいとされているのは、①低高度②高速③変則軌道――といった特徴があるためです。大気圏内の高度20~100キロメートルの低空域を音速の5倍以上の速さで飛び、発射後に弾頭部が分離して滑空し、標的に近づくと急角度で落ちる例があります。
たとえ核弾頭が搭載されていないとしても、撃ち落とすのが困難なミサイルが日本の数多くある原子力発電所へ着弾すれば、どんな状況に日本が陥るか想像すると恐ろしいことです。
核も脅威ではあるが、飛んでくるミサイルの弾頭部に「核」以外の生物化学兵器が積まれている可能性も考えなくてはなりません。
ただし、それは着弾してみないと分からないことであります。
現在の戦争
有事になった際は日本の上空を戦闘機が飛び、主要施設が破壊されると思っている方々が殆どだと思います。
しかし、現在の戦争はまずは情報戦から始まり、駐在アメリカ軍基地や自衛隊基地ではなく、間違いなくインフラ設備やレーダー基地を攻撃し、日本全体の電気をシャットダウンさせることで、交通網は勿論、航空機は飛べなくなり、国民はTVもインターネットも使えない状況でパニックになることでしょう。主要都市はブラックアウトになります。