1923年(大正12年)9月1日11時58分、神奈川県西部を震源とするマグニチュード7.9の地震(大正関東地震)が発生しました。
2023年(令和5年)で丁度100年が経過しました。
地震発生が昼食の時間と重なった事から、多くの火災が起きて被害が拡大しました。また、津波や土砂災害なども発生し、死者・行方不明者は約10万5千人にのぼりました。この地震によって生じた災害は「関東大震災」と呼ばれています。

東日本大震災後は防災用品が爆発的に売れましたが、「時間が経つと忘れる」日本人の悪い癖があります。再度点検を行う必要がございます。

下記の点を再確認しましょう!!

  1. 食料・水の備蓄は十分にありますか?
  2. 家具の倒壊を防止する対策はとられていますか?(危険な場所に寝ていませんか?)
  3. 家族等の安否確認方法は決まっていますか?
  4. バラバラで被災した場合の集合場所や避難場所について話し合って決めてますか?

自分が住んでいる所、仕事をしている場所のハザードマップは各自治体で無料でもらえます。何枚か頂き、車の中や防災バックの中に入れておきましょう。
携帯で見れば良いとお考えの場合、災害時に携帯が使えない事も念頭に入れておきましょう。

参考までの豆知識

購入できるときに玄米の状態のお米を数袋買っておくとよいでしょう。
玄米の状態であれば、住宅の中で直射日光が当たらない物置等に保管をすれば、数年は問題ないくらい保存出来ます。

家庭用の精米機を購入して、玄米を家の中で必要な分だけ精米します。
安全な場所で精米し、保管が可能となります。

上記の玄米の備蓄、家庭用精米機を動かすのに有事や災害時は停電になり可能性を考えてポータブル電源を必ず用意してください。携帯の充電や扇風機等にも使用できますが、これを使って自宅でお米を精米することが可能となります。

次に鍋とカセットコンロとカセットガス。
「水」は普段備蓄していることを想定して、お米を炊くための鍋とカセットコンロが必要になります。
カセットコンロはお米を炊くため以外にも調理にも使え、有事や災害で電気・ガスが止まっても使用できます。
コンロ自体も安価で購入可能で、カセットガスも数本セットで安価で売っておりますので必ず用意しておくとよいでしょう。